JAFが使えると思っていたら・・・
困った時に利用できるJAF、本当に道路上でトラブルが起こった際、とても役に立つのですが、依頼してみたら、対象外のサービスだったりすることもあります。
JAFはどのような車種に利用できて、どんなトラブルに対応してくれるのか、しっかりと理解されている方はいるでしょうか。
して置く方が安心のJAFの対象外のことを、ここで少し説明します。
ロードサービスは対象車種であってもサービスできないケースがあるので、それも理解しておきたいものです。
基本的なこと
JAFがサービスできる対象車種は、車両重量が3000㎏以下で、なおかつ最大積載量が2000㎏以下という自動車及び原動機付き自転車です。
車両受領3001㎏以上の車については、キーの閉じ込みや燃料キレの救援作業だけできます。
大型特殊や小型特殊自動車については出動しないのでそれも知っておきたいところです。
大型特殊自動車は、カタピラを有する自動車、ロード・ローラ、タイヤ・ローラ・・・などいろいろな大型自動車が対象となっていますので、一度確認しておく方がいいでしょう。
小型特殊自動車は、特殊な構造を持っている車で、通常、長さ4.7m以下、幅1.7m以下、高さ2.0m以下、総排気量1500cc以下、最高速度15km/h以下に当てはまるものをいいます。
対象車種であってもサービスできない場合もある
たとえば飲酒運転をしているとか、違法改造社、ナンバープレートがないなどの車両はサービス対象となりません。重量制限などをしている場合や、危険物の損害などがある場合、また高級品や生鮮食品などの損害の危険性がある場合もサービスしません。
バッテリー上がりなどでも飲酒運転が明らかという場合、バッテリーがなおれば即、運転してしまう可能性があります。
違法改造車も法的に違反している車なので、サービスすることでまた公道を走るようなことがあっては困ります。
危険物についてはサービス提供中、どのようなことが起こるかわかりませんし、高級品などをもしもサービス中に損壊した場合責任をとることができないからです。
立ち入り禁止市域や一般車両が通行できないような場所には、立ち入る事が出来ないので、サービスする事が出来ません。
利用回数などに制限なく、困ったときにいつでも連絡して救援を要請する事の出来るサービスですが、部品代や燃料油脂費用などの実費、また15km以上の牽引や会員無料範囲を超えるような作業は料金が必要となります。
キーの閉じ込みやバッテリー上がり、様々な困ったに応えててくれるJAFですが、できない事、無理なこともあるという事をよく理解し、またJAFのお世話になるようなことが無いように、しっかりと車に乗る前のメンテナンスなどを行っておくべきでしょう。