ステップワゴンの特徴と内装

ステップワゴンの特徴

ステップワゴン(STEP WGN)はHONDAから販売されているハイブリッド車の人気車種です。
HONDAが初めて販売したハイブリッド車といえばインサイトですが、その後ミニバンがブームになったこともあり、ステップワゴンは主流商品となっています。

ちなみにハイブリッド車にはいくつかの車種が複数のメーカーから販売をされているのですが、その仕様や構造はそれぞれ異なっているので注意が必要です。
HONDA車で採用されているハイブリッドシステムは「パラレル方式」と言われており、その中でもモーターの数を1~3のどの数にしているかによって名称が異なってきます。
ステップワゴンでハイブリッド方式を導入しているのは「ステップワゴンスパーダ」で、Mクラスのミニバンの中でも特に燃費性能がよい車種として非常に人気です。

なおステップワゴンはすべてガソリンエンジン車となっており、ハイブリッドモード3種とガソリンモード2種の合計5つのグレードで展開しています。
ガソリンのみで動くステップワゴンは「SPADA Honda SENSING」および「SPADA Cool Spirit Honda SENSING」の二車種。
ハイブリッド車は「SPADA HYBRID B・Honda SENSING」「SPADA HYBRID G・Honda SENSING」「SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING」です。

さらにステップワゴンモデューロXというモデルもあり、こちらはガソリン車のみとなっています。

車種の内装と外装

ステップワゴンはミニバンの特徴である広い車内空間があります。
前後・左右・頭上それぞれにしっかりと余裕をもたせる構造をしており、外観に対して非常に広い内部です。
この居室空間の広さを実現しているのは動力システムの小型化で、動力部はフロント部分にかなりコンパクトにまとめられています。

HONDA車が近年力を入れているのは乗る人のことを考えたレイアウトで、中に入ったときの印象についてはかなり厳密に計算をしているとのことです。
無駄のない居室空間は運転をする人の視界を確保することにもなり、車体の大きさに対して狭い道路や小回り面で驚くほど高性能となっています。

インテリアのこだわりとしてセンターコンソールトレイやUSB充電可能なケーブル、家電製品にも対応できるAC電源といったものがあります。
3列シートの内部では1列目、2列目、3列目それぞれ異なるスイッチやトレイがついているので、どこに座っても快適な環境が維持されるでしょう。

広い居室空間の利点を活かして福祉車両として使用されている場合も多く、細かい部分に気遣いが感じられる内装です。

希望小売価格

ステップワゴンのメインモデルとなっているのが「SPADA HYBRID B・Honda SENSING」ですが、こちらのメーカー希望小売価格3,300,480円(税込)です。
当然エコカー減税の対象となっていて、取得税および重量税は免税となります。

カラー展開はプラチナホワイトパールをはじめとして7色があります。