アクセラの特徴と内装

車種の特徴

MAZDAのアクセラ(AXELA)は、国産スポーツカーとして有名なモデルです。
2013年にフルモデルチェンジをしたのが3代目にあたり、2017年9月21日よりマイナーチェンジをしたものが販売されています。
2017年のマイナーチェンジでは、近年の自動車業界の主流となっている予防安全装置を追加したことが特徴で、外観や基本的な走行性能は以前までのものと基本的に変わりません。

まずアクセラの概要ですが、こちらは「Cセグメント」として分類されています。
この「セグメント」というのは自動車業界における自動車の分類方法で、A~Eまでと、特別高級車のFがあります。
このうち「Cセグメント」というのはセダン・ハッチバック車として日本で扱われているもので、国際的な自動車規格の中心となっているものです。

日本国内の自動車市場では独自規格である軽自動車やコンパクトカーが主流となっていますが、欧州やアメリカではより排気量の大きい自動車が一般的に流通しています。
MAZDAは日本国内よりもむしろ海外から高い評価を受けている自動車ということもあり、国際基準に従った自動車モデルを多く製造販売しているのです。

なおMAZDAが販売するCセグメント車にはアテンザというものもありますが、フラッグシップモデルであるアテンザと比べると、ややサイズや規格がコンパクトになっているのがアクセラです。
むしろ日本国内の狭い路地の多い道路環境では、サイズ的に使用しやすいとしてアクセラは高い人気があります。

車種の内装と外装

アクセラでは安全技術としてi-ACTIVSENSEというミリ波レーダーとカメラによる予防装置を導入しています。
今回のマイナーチェンジで最も注目されたのがこの装置の追加で、アクセラのすべてのモデルに標準装備です。

またMAZDA車と言えばソウルレッドプレミアムメタリックという独自の深みを持った赤色の塗装色が特徴になっていますが、今回のマイナーチェンジによりその色味が若干変更されていることも注目されています。
外観の美しさもMAZDA車を持つ理由の一つであることから、今回の塗装の変更についてはかなりMAZDAも力を入れているようです。

内装は以前までのタイプと同じスポーツタイプのコクピットとなっており、包み込むようなレザーシートが高い快適性を提供してくれています。
MAZDAのデザインのコンセプトは「魂動デザイン」というもので、人の手によって作り出される生命感のあるデザインということで、乗る人に高い満足感を与えてくれるでしょう。

希望小売価格

アクセラには「アクセラスポーツ」「アクセラハイブリッド」「アクセラセダン」の三種類があります。
もっとも人気が高いのはアクセラスポーツで、ガソリンタイプの場合価格は176万~243万円までの間で展開しています。
XDというディーゼル仕様車もありますが、そちらは300万円を超えるハイグレードモデルです。