アルファードの特徴と内装

車種の特徴

TOYOTAのアルファード(ALPHARD)・ベルファイア(VELLFIRE)は最上級ミニバンとして扱われているもので、室内空間の大きさではライバル車種と比較して優位な特徴を持っています。
ミニバンは3列シートで6人以上が乗車することができる箱型の車体という点が特徴です。
「ワンボックスカー」という名称が最初の頃は使われていましたが、現在では業界として「ミニバン」という名称のほうが定着しています。

アルファードでは広い空間に7シートおよび8シートが設置されています。
なおアルファードとヴェルファイヤは同じメーカーの自動車ながらミニバンの人気車種トップ2と言われており、見た目にもほとんど違うところがありません。

自動車販売業界でも「アルヴェル」といった名称が使われているように、実質的にこの二車種を明確に区別しないこともよくあります。
ただしTOYOTA公式のアナウンスによるとこの2つはコンセプトが異なるということで、アルファードは「豪華・勇壮」、ベルファイアは「大胆・不敵」というキャッチフレーズをつけています。
そうしたことを前提に見てみると、たしかにそのコンセプトを形にする外観の工夫もあるようで、違いを理解することでより車選びが楽しくなる自動車といえるかもしれません。

この二車種が区別されにくい原因の一つが、価格が全く同じということです。
2つの車種にはそれぞれ複数のグレードが展開していますが、いずれも全く同じ価格で設定をされています。
これは同じメーカー車として競合をしないことを狙ったものですが、購入をするユーザーにしてみると区別が付きにくい原因と言えるでしょう。

エンジン部分ではV6エンジンの集大成として開発された最新型の3.5Lとなっており、TOYOTA独自の燃料噴射システムが採用されています。

車種の内装と外装

そんなアルファードの外観の特徴ですが、グリルセンター部が大きく突き出していることや階段状をしていることなどがあるでしょう。
メッキ加飾をすることにより高級感のあるフロントフェイスをしており、ライト部分ではスリムなLEDが使用されています。
内装ではゆとりあるシートサイズをしており、肌触りのよいエグゼクティブラウンジシートが採用されました。

シートスライド量は1,160mmとロングスライドレールが導入されていて、助手席とセカンドシートが同一レールの上にあるというのも特徴的です。
収納に床下に空間が作られているのもユニークで、シートの下側に荷物を多く入れられます。

希望小売価格

価格ですが、先にも述べたように全くヴェルファイヤと同じく設定されています。
最もシンプルなモデルである「X」では、3,376,080円(税込)~ですが、ハイグレードモデルとなる「HYBRID Executive Lounge」では7,352,640円(税込)と倍以上の価格です。

またエアロボディタイプのものもありますので、幅広い仕様の中から製品を選んでいけます。