洗車も車のメンテナンス

コイン洗車場の使い方

出勤などで車を毎日使う人にとって、行き届いたメンテナンスをして車を常にベストコンディションに保つことは非常に大切ですが、洗車も大事なメンテナンスのひとつです。
洗車をするにもスペースがなくてできないという場合には、コイン洗車場を利用するのが便利です。
コイン洗車場を今まで利用したことのない人のために、使い方の流れや注意点について説明していきます。

コイン洗車場利用の流れ

コイン洗車場は8:00〜21:00ごろまで営業しているところが多いようですが、中には24時間営業しているコイン洗車場もあり、仕事が終わるのが深夜の人にとっては便利です。
コイン洗車場の多くは無人となっており、洗車に必要な用具はすべて持参しなければなりません。

持参しなければならないものは100円玉数枚(500円から800円が相場です)、スポンジ、ブラシ、バケツ、吹き上げるためのタオル、洗剤、吸水クロスシートなどです。
ほとんどのコイン洗車場では制限時間が5分と決まっているので、のんびりと構えていると車全体を洗えずに終わってしまいます。
洗う順番などをあらかじめよく頭に入れておいてから赴くようにしましょう。

車を洗う順番としては最初にタイヤ・ホイール、次にルーフ、そしてボディにすると手際よく洗うことができます。
ボディを洗う順番はボンネットを最初にして、次にトランク、そして最後にバンパーというのがベストです。

タイヤのホイールにしつこい汚れが付着している場合には、コイン洗車場に行く前にあらかじめ掃除しておくと無駄な時間を取られることがありません。
洗車スペースに入ったらエンジンは切っておきましょう。
特に夜間は騒音があるとご近所の迷惑になりますので、気をつけたいものです。

カーシャンプーはバケツに入れたら、できるだけ泡を立てておくとスポンジとの摩擦が減って、車の表面を傷つけることがありません。
車の下部は汚れがこびりついていることが多いので、スポンジは2つ以上用意していくと重宝します。

コイン洗車場を利用する際の注意点

コイン洗車場は休日などは混雑することも多いので、洗車が終わったらできるだけ早く拭き取りスペースに移動するなどといった気遣いも大切です。
また、泥汚れのひどい車を洗う場合、スプレー洗浄機の水圧が高いと汚れが隣の車にまで飛び散ってしまう可能性があります。
ですから必ず水圧は低めにして、周囲の車に水がハネないようにすることも忘れてはいけません。

真夜中で他に車がない場合、洗車が終わっているのにそのまま駐車してコンビニなどに買い物に行く人が見かけられますが、コイン洗車場は駐車場ではないということを忘れてはいけません。