ヘッドライトバルブの交換

ヘッドライトが切れていると整備不良になるので注意

バイクや自動車は定期的にチェックをしていないと、壊れているのに気付かないものもあります。
その一つがヘッドライトです。
バイクだと一灯式のものも多いのでヘッドライトが切れていると真っ暗ですぐに分かりますが、二灯式だったり自動車のライトだったりすると、気付ないでいることもあります。
特に市街地だと街灯が明るいので、視認性が良いという事情もあります。
とはいえ、やはりヘッドライトは前方の状況を確認するために必須のものですので、確実に点灯できることをチェックしておくべきです。

自分と周りの安全というだけでなく、ヘッドライトが切れた状態で走っていると整備不良と見なされるので注意が必要です。
整備不良は道路交通法に違反する状態で、運転手はしっかりと安全な状態で走行できるように車両を整備していないといけないわけです。
たとえヘッドライトが一つ切れているだけでも、細かくこの法律を当てはめると違反行員となります。
そして、整備不良状態の車は公道を走ることはできませんので、すぐに交換して正常な状態に戻す必要があります。

しかも、整備不良という違反は、反則金と点数減点の対象ともなります。
いわゆる「反則キップ」を切られる原因となってしまうのです。
具体的には、違反点数1点、反則金7,000円となります。

もちろん、走行している間に寿命が来てヘッドライトが急に切れることもあります。
そのため、知らずにヘッドライトが切れている状態で走っていたのを見つけられた場合、即座に反則キップを切られないこともあります。
しかし、やはり違反行為ではありますし、知らなかったと言っても違反を免れる理由とはなりませんので、確実に点検と交換をしておくことが求められます。

ヘッドライトの交換方法

ヘッドライトの交換は簡単で、自分でもできます。
まず、自分のバイクや車のヘッドライトバルブの形状を確かめ、それに適合したライトを購入します。
ボンネットを開けて、ヘッドライトの裏側にゴムのカバーがありますので、そこに接続されているコネクタを手で引っ張って外します。

その後、ゴムカバー自体も手で引っ張り外します。
ライトは、後ろから細い針金のような金具で固定されています。
突起に引っ掛けるような形で固定されていますので、それを一度押し込んでからずらして外します。
これで、ヘッドライトバルブを取り外せます。

ライトを外したら新しい電球を向きに注意して取り付けます。
金具をライトの後ろ側にしっかりと押し付けるようにして、突起に入れ込んで固定します。
その後、ゴムカバーをしっかりと密着させるようにしてはめ込みます。
最後に、コネクタを接続すれば終了です。