自分でも洗車してみよう

手洗い洗車の方法

念願の車をついに購入したという人は、愛車を常にピカピカにしておきたいと思うのが当然です。
今まで車を洗った経験のない人は、骨を踏まえた上で手際よく洗車する方法を身につけましょう。

洗車に要する時間は、大まかな汚れを流すのに10分、カー洗剤で洗うのに50分、拭き上げるのに約30分かかります。
ですから休日などを利用して、じっくりと洗車に取り掛かりたいものです。

車の表面には砂や泥などが付着しているのが普通ですが、最初にしっかりと水で流す作業をしておかないと、大切な車のボディに傷をつけてしまうことにもなりかねません。
バケツではなくて必ずホースを使って、埃や砂などを洗い落としましょう。
洗い落とす順番は屋根から窓ガラス、ボンネット、ドア、ホイール、タイヤと上から下が基本です。

次にバケツにカー洗剤を入れ、水を勢いよく加えて洗剤をよく泡立てます。
洗剤を泡立てることによってスポンジと車の間の摩擦を軽減することができるので、車の表面に傷をつけてしまう心配がなくなります。

隅々まできれいに洗い終わったら、できるだけ早くタオルで水分を拭き上げます。
ホイール部分には鉄粉などが付着していることがあるので、車体を傷つけないためにタオルは最低でも2枚は用意します。
洗った後時間が経ってしまうと、水滴の跡が残ることがあるので、洗ったらすぐに車体を拭くことが重要です。

洗車に必要な道具

洗車に必要な道具はカー洗剤とブラシ、スポンジ、バケツ、拭き上げ用のタオル、ゴムホースなどです。
車高が高い車の場合には安定感のいい脚立も用意しておきましょう。

カー洗剤には様々なタイプがありますが、これまで洗車を一度もしたことのない人はマイルドな中性の洗剤がおすすめです。
これなら車の塗装面に傷をつける心配もありません。

そのうち慣れてきたら、ワックス成分の配合されている洗剤なども使って行くようにしましょう。
バケツは洗車用のものを一つ専用に購入し、洗車用グッズをまとめて入れておくと便利です。

洗車で気をつけたいこと

車というのは意外と表面積が広いものですが、泡をスポンジにつけたら一方向に動かすようにするのがコツです。
こうすると、ムラなくきれいにボディを洗うことができます。
一通り洗い終わったら、すすぎは念入りに行わないと、洗剤が残っている部分に汚れが付着してしまうことがあります。

車の隅々まで水が行き届くために、十分な長さのあるゴムホースを用意することも忘れてはいけません。
洗車と言うと快晴の日に行う人が多いのですが、実は曇りの日の方がベストです。
時間帯も、真昼ではなく朝方か夕方がおすすめです。
というのも、水やシャンプーが拭き取る前に乾いてしまい、ムラなどで残ってしまうためです。