エアコンから異臭がしたら交換
走行上特に問題があるわけではありませんが、車内のエアコンも定期的にチェックして、必要に応じてフィルターを交換することが大切です。
以前の車は買って何年か乗っているとエアコンからカビ臭い異臭がしてくることがあったため、メンテナンス時期の目安になっていました。
最近のエアコンは除菌機能がついており、不快な臭いがすることはあまりありませんが、それでもフィルターは定期的に交換することをおすすめします。
エアコン吹き出し口を見てみると、中がどのくらい汚れているかが大体想像できます。
固く絞った布で拭いても汚れが簡単に落ちないようであれば、本格的に外して清掃・点検をしなければなりません。
エアコンのメンテナンスをしっかりやっておかないと、いくら除菌機能が付いているとはいえ、雑菌が繁殖する可能性もありますので放置しておくのは良くありません。
エアコンのフィルターを交換する方法
エアコンは、ほとんどがグローブボックスの奥に設置されているものです。
車というのは狭い限られた空間にさまざまなパーツが組み合わされて嵌め込まれているわけですから、パーツを一つずつ丁寧に外していくことが大切です。
車によっては、足元の奥の方にエアコンがついていることもありますが、外側から見てもよく分からない場合には、取扱説明書を見るのがおすすめです。
プロにカーエアコンのクリーニングを依頼すると、確かにきれいにはなるのですが、費用もかなりかかることを忘れてはいけません。
プロはただ単にフィルターを交換するだけではなく、高圧洗浄機を使って汚れを洗い落とし、防カビのコーティングで仕上げをしてくれます。
ちなみに、プロにカーエアコン・クリーニングを依頼した場合の費用は25,000円前後です。
持ち込みではなく出張で来てもらった場合は30,000円ぐらいの予算を見ておけばいいでしょう。
そこまでの予算がない人は、自分でフィルターをきれいにする、あるいは交換するようにしましょう。
フィルターを交換する時期は、普段走行する場所や距離などによってもかなり違ってきますが、渋滞の多い都市部を走ることの多い人は1年おきぐらいを目安に交換するといいでしょう。
車に乗っている時間が長い人にとって、フィルターの清潔度は健康にも関わってくる要素ですから、フィルターを買う際にはあまりお金を節約しない方がいいと思います。
抗菌剤が配合されているものを選んだ方が体には良いですし、マイナスイオンの発生するものもおすすめです。
マイナスイオンには老化の原因といわれている活性酸素を中和する効能があります。
マイナスイオンの発生するタイプであれば、車内にわざわざ芳香剤や消臭剤を置く必要もありません。