自分ごのみに交換もできるインテリア
「インテリア(interior)」は住宅用語としてもよく登場してくるのでおなじみですが、自動車においても中に乗った時に見られる装飾のことをさします。
自動車の中には運転席や助手席のようなシートがありますが、その他にも乗車している人がより快適に過ごせるようないくつかの機能がつけられています。
特に近年増えてきている女性デザイナーが協力をした車種になるとかなり機能面に特化したインテリアをしている車もあり、自宅で過ごしているかのような安心感を感じることもできます。
なお新車で自動車を購入する場合、オプションとしてインテリアを追加したり変更したりすることが可能です。
別料金はかかりますが、ノーマル車種と違った色や材質のシートや天井、床の色などを選ぶこともできるので乗っているときの印象にこだわりたいという人はそうした部分にもお金をかけてみるというのもおすすめです。
シートに関するインテリア
自動車の内部に入ってまず最初に見ることができるシートですが、どの位置にあるかということで呼び方が変わります。
まず運転席がある前方にあるのが「フロントシート」で、運転席と助手席の2つのシートをまとめてそのように呼びます。
後部座席にあるシートは対照させて「リアシート」と呼び、フロントシートと異なり2列以上の席がつながっていることが特徴です。
なお最近は後部座席でもそれぞれのシートが分かれている車種もあるため、その場合には「セカンドシート」「サードシート」といったふうに呼びます。
シートは機能によっても名称が区別されており、例えばスポーツカーなどでよくある運転席に座った人の体をすっぽりと固定するようなタイプのシートのことを「バケットシート」と呼んだりします。
またミニバンなどによくあるシートを完全に倒すと平面を広くとることができる車のことを「フルフラットシート」と言ったりします。
シート部分についてはいろいろとメーカーも新しい車種に工夫を加えてきているので、新車で購入するならシートにどういった使い方があるかということを詳しく聞いてみるとよいかと思います。
またシートの生地として使用されている素材には大きく二種類があり「布(ファブリック」と「革(レザー)」からなっています。
高級車になるとレザーシートが多く見られますが、その場合にも合皮や人口革などいくつもの種類から選べます。
便利な機能を備えるインテリアたち
自動車のインテリアはここ数年でかなり発展してきており、中には大変便利で個性的なものがついた自動車もあります。
例えば飲み物を置くことができる「ドリンクホルダー」や、シートやドアの内側についた「ホルダー」などです。
高級車になってくると電源コンセントがついていたり、鏡などが助手席のサンバイザーの裏や他の部分につけられていたりします。
大きな車などにあるのが運転席や後部座席にある「アームレスト(ひじかけ)」で、シートの上部についている「ヘッドレスト」と合わせてシートの座り心地を飛躍的に向上させてくれます。
後部座席にある「ステレオ」や「空調・空気清浄機」にも高性能のものが付けられていることもよくあり、子供を乗せて走ることがある人などは実際に試乗などして乗った時の快適性を確認しておくのがおすすめです。