エクステリアの説明

自動車の主なエクステリア

エクステリア「エクステリア(Exterior)」とは、建物や製品の外観を示す言葉です。

住宅におけるエクステリアとは門扉や塀、軒先や窓といったものを示しますが、自動車においても外から見ることができる装飾や機能のことをさします。

具体的には自動車のエクステリアとして挙げられるのは「ヘッドライト」「ウィンカー」「テールランプ」「バンパー」などですが、他にもかなりの数がありますので外装に特にこだわりたいという人はディーラーショップなどで実物を見るときには細かく見るようにするとよいでしょう。

自分にとってお気に入りの自動車を見つけることができるかどうかというのは、実際のところ走りよりもむしろ見た目の方が重要度は高い事が多く優れたデザインをした自動車はやはり他の車種に比べてかなり人気があります。

特にエクステリアが重要になってくるのは性能面で他のメーカーと大きな差が出にくい軽自動車で、女性向け・男性向けにかなりメーカーが工夫していることがわかります。

ランプに関するエクステリア

その自動車の見た目を大きく左右するのは正面から見た時にすぐ目に入るヘッドライトです。

ヘッドライト部分のデザインはそれぞれの自動車メーカーの特徴が最も顕著に現れる部分であり、詳しい人になってくるとヘッドライト部分のアップを見ただけでもその自動車の車種を当てることができたりします。

スポーツカーなど車高が低めの自動車になるほど全体的にキツネ目気味のヘッドライトが目立ちますが、最近は女性向けデザインを意識した自動車も多くなっていることから穏やかな見た目の自動車も増えてきていますね。

ヘッドライトのすぐ下についていることが多いのが「フォグランプ」です。

「フォグランプ」の「フォグ」は直訳すると「霧」となっているように、主に悪天候の時にヘッドライトを補って視界を確保するために点灯されます。

ただ軽自動車など最初からフォグランプはついていない車種もあるので、エクステリアにこだわるならオプションで付けることも考えた方がよいでしょう。

前後に連動してつくようになっているのが「ウィンカー」で、運転時に左右に曲がる前に出す合図として使います。

ウィンカーは車種によってはサイドミラーにもついていることがあります。

ライト部分は基本的に改造をすることが許可されておらず、勝手に色や点滅方法を変更すると違法改造として公道走行が禁止されてしまいます。

外装に関するエクステリア

自動車の外側にあるエクステリアとしてまず最も目立つのは「ボンネット」と言われる運転席からすぐ見える蓋です。

自動車のエンジンは正面に据え付けられていることがほとんどなので、エンジンやバッテリーのメンテナンスのためにはこのボンネットを開いて行います。

車体の前後にあるフレームのような「バンパー」も外装を決める重要な要素です。

バンパーは主に自動車が衝突などをしたときにその衝撃を和らげるために使われるものであり、デザイン的には自動車が走行したときの空気抵抗を減らす目的でつけられます。