ヘッドライトフィルムの貼り方と選び方のポイント

バイク初心者でも挑戦しやすいカスタム「ヘッドライトフィルム」のカラーチェンジ

バイクのカスタムの中でも初心者がチャレンジしやすいカスタムが、ヘッドライトフィルムを貼るというカスタムです。
ヘッドライトフィルムを貼ることで、ヘッドライトのカラーチェンジができます。

バイクのパーツ類を外したりまた装着したりする手間もなく、楽にできるカスタムです。
バイクのカスタムをしたことがない初心者の方も気軽にできるカスタムといえます。

ヘッドライトフィルムの貼り方手順

必要なものは、貼る面積よりも大きなシール糊の付いたヘッドライトフィルム、パーツクリーナーか中性洗剤、へら・定規、ドライヤー、きれいな布・タオルです。
まずはパーツクリーナーなどを利用してヘッドライトの汚れや油などを除去します。
ヘッドライトフィルムをヘッドライトにあてて、一回り大きめのサイズにカットして、局面が緩い部分からフィルムを貼りつけましょう。

ヘラや定規などを利用して空気を抜きながらフィルムを貼りつけ、局面部分はしわが寄りやすいのでドライヤーを使ってフィルムを柔らかくしながら伸ばします。
仕上がりをきれいにしたい人は、凸凹部分などにヘッドライトフィルムを貼りつけずカットするといいでしょう。
最後にはみ出している部分をカットして完成です。

汚れが付着していたり、空気が残っているとのちに剥離が起きたり曇りが起こる要因となります。
また影ができる原因ともなるので、汚れをきれいに除去し、空気が入らないように作業することがポイントです。
冷えてしまうと硬くなって貼りにくくなるので、ヘッドライトフィルムをあらかじめ温めておくと貼りやすくなります。

バイク車種やヘッドライトの形状によっては、ヘッドライトレンズを外すほうが作業しやすいです。
この場合、面倒くさがらずヘッドライトレンズを外してから作業しましょう。

フィルムの選び方は慎重に

ヘッドライトフィルムを貼ることで、純正レンズ使用時と比較すると明度が下がります。
明度が下がると夜間走行や雨天時など安全性に問題が出てくるので、ヘッドライトフィルムはライト本来の明るさを維持できる、透過性の高いものを選択することがおすすめです。

ヘッドライトフィルムを変更したいと思う時、多くのライダーは色付きを選択します。
ボディカラーに合わせて、ブルー、グリーンなど様々な色を選択されると思いますが、ヘッドライトは「灯火装置」です。
灯火装置の基準は白色と規定されているので、色付きフィルムは車検を通過しない可能性も出てきます。

ブルーやイエロー、グリーンなどのヘッドライトフィルムを利用したい方は、車検の前に剥がすことが必要です。
ヘッドライトレンズそのものに着色すれば後が大変ですが、ヘッドライトフィルムは後から剥がすこともできるので、便利なカスタムグッズともいえます。