価格の安い車を選ぶうえでのポイントは?
車を購入するうえで購入価格はとても重要な部分で、できるだけ安く購入したいと思いつつ車選びをしている方も多くいます。
しかしここで注意したいのは、「そもそも安い車とはどんな車なのか?」というポイントです。
購入価格が安い車が「安い車」となるわけですが、そうなるとサイズが小さく、機能面もシンプルな車がおすすめの車ということになります。
この条件ならワゴンやミニバンよりも普通自動車、普通自動車よりも軽自動車のほうが「安い車」となるわけですが、それだけで車を選んでしまうと失敗してしまう可能性が高くなります。
ですから、まず自分がどんな車に乗りたいのかを決め、その中から価格の安い車を選ぶのが基本になってきます。
例えば4人以上の家族で外出するための車を選ぶのに、価格の安さで軽自動車を選んでしまえば失敗する可能性が高くなるでしょう。
あくまで用途・目的に適合した範囲内で価格の安さを比較検討していくようにしましょう。
そしてもうひとつのポイントは、価格が安い理由をしっかり把握しておくことです。
例えば、安全性能や燃費性能に優れた車ほど価格が高くなります。
価格が安い車を見つけたときにはなぜ安いのかをチェックし、その理由が購入したあとに問題をもたらすことがないかを検討して判断することが求められます。
価格の安い車を選ぶ注意点
価格の安い車を選ぶうえでの最大の注意点は、やはりコストパフォーマンスです。
車には維持費がかかりますから、車の購入価格が安くても維持費が高いと結果的に損をしてしまう可能性があります。
この維持費については燃費性能のほか、安全性能も深く関わってきます。
優れた安全性能を備えた車の方が、任意保険が安くなる傾向があるからです。
維持費に関するコスパの追及は必ず忘れないようにしましょう。
それからもうひとつ、リセールバリューについてもチェックしておきましょう。
安く購入して安く売却する車よりも、ちょっと高い価格で購入しても売却価格が高い車の方が、差額がお得になることもあるからです。
価格の安さで人気の車種
コスパの高さで定評のある車としては、日産のノートが挙げられます。
2020年11月に発表されモデル以降はすべてハイブリッド車となっており、燃費性能に優れています。
価格だけでなく、トータルのコスパに優れたバイクとしておすすめです。
それからスズキの軽自動車、「スペーシア」は、もともと価格が安い軽自動車ですが、ハイトワゴン型なので広々とした空間を備えているのが特徴です。
しかも軽自動車として国内では2番目の販売台数を誇っているなど、実績も十分です。
新車はもちろん、中古価格でもお手頃な価格で見つけることができます。
ほかにもホンダの「フィット」、スズキの「ハスラー」、トヨタの「アクア」なども価格の安さ・コスパの良さで人気のある車種として挙げておくべきでしょう。