リーフの特徴と内装

日産リーフの特徴

世界で初めて量販車というカテゴリーで販売されたEVが、日産リーフです。
その発売は2010年で、国内市場はもちろんのこと、世界的にも売り上げが順調に伸びていきました。
その後、電気自動車に関する様々な技術やアイディアが進んでいき、2017年にはリーフ2代目が登場しています。
初代と比べると、よりスポーティーさが強くなっていて、街乗りだけでなく走りを十分に楽しめる雰囲気を醸し出しています。

外観は大きく異なっていますが、サイズはほとんど同じでホイールベースに関しては、全く同じ寸法を保っています。
一方で、ラゲッジスペースを拡張していて、初代では370Lだったものが2代目では435Lにまで広げられています。
より日常生活で使いやすい車へと進化を遂げていることが分かります。

駆動系でも大きな改善が見られます。最高出力は109psあったものが150psと、より力強い走りを楽しめる車になっています。
そして、バッテリーの容量拡大も大きなポイントです。
以前は30kWHだったものが、3割以上のスペック向上となる40kWHにまで伸びています。
このバッテリーの性能向上に伴い、航続距離も280kmだったものが、400㎞となっています。
一般のガソリン車と比べても遜色のないスペックを持っているのです。

また、アクセルペダルでの操作だけで減速や停止ができる「e-Pedal」という足回りにも注目です。
操作性を大きく変化させると共に、回生ブレーキの効率性や安定性を高めているのです。

リーフの内装

先進的な技術を搭載しているシステムとは違い、内装は普通のモデルとあまり変わらないスタイルとなっています。
より気軽に、普通の車として電気自動車を選べるようになっている現れとも言えるでしょう。
また、他の日産車からリーフに切り替える方も、特に違和感なく使い始められるのもメリットです。

シンプルなセンターメーターの脇には、パワーコントロールのモニターや、e-Padalの状況画面などが設けられています。
コンパクトにまとめられたシートやドアポケット周りの収納などは、ちょっと街乗りをするのに適しています。
ダッシュボード周りはシンプルな作りとなっていて、スポーティーさを感じられる曲面が印象的です。

リーフの希望小売価格

リーフの小売価格は、3,990,600円となっていて、EVとして400万円を切る量産タイプの代表的な存在です。
このカテゴリーの車ではコスト管理が良くなされているせいか、EVそのもののスペックや装備の充実さなどを考えるとお得感があります。
また、エネルギー効率がとても高いので、ガソリン車を運転し続けることを考えると、長期的に見てコスパの良い利用ができると言えます。