バイクのシールはがしを上手くする方法

バイクに貼ったステッカー・シールをはがすには?

簡単にできるバイクのカスタムといえば、ステッカーやシールを貼って自分らしさを出すカスタムです。
ただシールやステッカーは紫外線、雨などにさらされると劣化して色があせたり汚く成ったりします。

古いシールをはがしてきれいなシールを貼りたい時に、知っておきたいのがきれいなシールはがしの方法です。
グッズなどを使って剥がす方法を理解していれば、剥がした跡が残って汚くなることも防げます。

バイクのシール剥がしの方法とポイント!

バイクのシールを剥がしたい時に、電源を利用できるならドライヤーを使ってトライしてみましょう。
ドライヤーをシール部分にあてて、熱によって剥がす方法です。
ドライヤーの熱風によってシールの接着剤がバイクから分離するので、きれいにはがすことができますが、パーツによっては樹脂素材など変形の可能性もあるので、熱を与えるパーツの素材を確認し慎重に行いましょう。

シールがすでにはがれてしまった、また剥がそうとしてシールの跡が残ってしまったという場合には、パーツクリーナーが便利です。
パーツクリーナーを吹きかけたらすぐにウエスなど利用してふき取るのがポイントとなります。
パーツクリーナーは気化しやすいので、すぐに拭き取らないとうまく剥がれなくなるのです。

塗装を除去する際に利用するケミカル剤の一種、塗装剥がしも利用できます。
通常、ホイールについた劣化した塗料などを剥がすためのグッズですが、シール剥がしにも利用できるのです。
ホイール、フロントフォークなど「塗装されていない部分」であれば、シール剥がしとして利用できます。
カウルなどの塗装されているパーツは、塗装ごと剥がれてしまうので、こうした部分への利用は避けた方がいいでしょう。

バイクのシール剥がしのお役立ちグッズはこれ!

広範囲にシールを貼ってあるときには、スプレータイプのシール剥がしが役立ちます。
スプレーをしてウエスでふき取るという簡単な方法です。
周りに飛散させたくないという場合にははけタイプがいいでしょう。
飛散しないので細かい部分にも適切に利用できます。

シールの背着面が強固な場合は、接着面をそぎ落としてくれるスクレーパーがおすすめです。
利用する際には鉄製ではなく、「樹脂製・プラスチック製」を選びます。
鉄製だとバイクの車体を傷つけてしまう可能性があるので、素材を選んで利用すべきです。

この他にもシリコンオフを使う方法もあります。
ウエスにシリコンオフを塗布し拭き取れば接着剤ごときれいにはがせますが、純正のクリア層まで剥がしてしまう可能性があるので注意が必要です。

シールはがしの注意点は?

パーツや利用する薬剤を理解していないと、車体を傷めてしまう事もあります。
薬剤によって塗装がはがれた・・・なんてことになると大変なので、必ず、パーツと薬剤の組み合わせを確認してください。

一気にやろうとすると車体を傷つけてしまう可能性も高くなるので、少しずつ剥がすようにします。
バイクに傷をつけないように慎重に行うことが必要です。