レクサス ISの特徴と内装

車種の特徴

レクサス(LEXUS)ISは、トヨタ自動車によるレクサスブランドの中のスポーツセダンタイプの名称です。

レクサスという名称は1989年に北米でスタートしたTOYOTAによるラクジュアリーブランドであり、その後日本をはじめ世界65カ国以上で販売されるようになっています。
2005年までは北米でレクサスとして販売されていた自動車が、別の名称で日本に逆輸入されることもありましたが、知名度が高まることにより現在では独自のブランド名称として販売されています。

「IS」というのは自動車のクラスや形状を示すモデル記号として用いられているもので、欧米では一般的な使い方です。
レクサスの他の車種として最高級車である「LS」、その次の「GS」がありますが、「IS」はその下位モデルとなっています。

レクサスというと超高級車のイメージが強く、一般向け自動車というわけではないのですが、この「IS」は比較的価格も安く一般向けとしても購入しやすい仕様をしています。
自動車形状としてはスポーツセダンタイプとなっており、走行性の高い駆動力が特徴です。

現在販売されているISは2代目にあたり、レクサス車種全般に導入されているスピンドルグリルが使われています。
ちなみにスピンドルというのは紡錘という糸を紡ぐための道具のことで、杵のような形をしたフロント部分をしています。
ISには「IS350」「IS300h」「IS300」という種類で展開しており、それぞれ排気量や燃費性能など異なる性能です。

車種の内装と外装

外装の大きな特徴となっているのは、スピンドルグリルに加えてユニークなヘッドランプです。
また後部車輪の足回りにも独特のデザインがあり、細かい部分にもこだわりが感じられます。

インテリア部分ではスポーツセダンらしいコクピットとなっており、運転時の動線を研究をした上でのなめらかな配置になっています。
包み込むようなレザーシートと、LFAからのデザインをそんまま残したメーター部分など、他の自動車にはない強烈な高級感が漂うでしょう。

特別仕様車として独自のカラーリングをしている車種もあります。

希望小売価格

気になる価格帯についてですが、新車のメーカー希望小売価格はスタンダードモデルとなっている「IS300」では4,714,00円(税込)、ハイブリッドタイプの「IS300h」は5,164,000円(税込)、ハイグレードモデルの「IS350」では5,634,000円(税込)というラインナップです。
もっとも安いモデルでも470万円ということになるのでかなり高額な自動車ということがわかりますが、その分走行性能やインテリアはかなり凝ったものが使用されます。

もっともハイブリッド車でも燃費性能は20.4km/hということなので、コンパクトカーなどと比較をするとかなり性能面では落ちるでしょう。
エコなどよりも走行性や高級感を突き詰めた自動車なのです。